コラム
近所で解体工事・テナントの退去があると、ネズミが来る
建物が壊されると、住んでいたネズミは周辺へ散ります。ネズミの被害で数少ない「事前に予測できる」ケースです。看板を見かけた時点が動くタイミングになります。
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結論:工事はネズミを殺さない。散らす
解体、テナントの退去、長期の改装。いずれもそこに住んでいた個体の住処と餌が同時になくなります。行き場を失った個体は周辺の建物へ移動します。壁の中や床下を通って数十メートル動くことは珍しくありません。
散った先が自分の店です。
これは予測できる
ネズミの被害はほとんどが起きてから気づきます。このケースだけは違います。工事は事前に分かるからです。
- 建築計画のお知らせ看板 — 解体や新築の前に掲示されます。着工予定日が書いてあります
- 空きテナント — 隣や近所が閉じたら、その区画の餌がなくなります
- 足場とシート — 長期の改装のサインです
看板を見かけた時点が、動くタイミングです。
工事が始まる前にやること
来てから塞ぐより、来る前に閉じるほうが安く済みます。入られたあとは閉塞に加えて店内の捕獲が必要になります。
- 外周を一周して地面に近い開口を探す — 基礎まわりの通気口、配管の貫通部、エアコンの配線カバーの下端
- 搬入口・勝手口・シャッターの下端 — 毎日開閉する場所は隙間ができやすく、主要な入口になります
- 排水まわり — グリストラップや床排水の封水が切れていないか
- 餌を断つ — 生ごみの保管と段ボールの直置き。工事期間中だけでも効きます
来てしまった場合
外と中を同時に扱います。
ある店舗では隣接地の工事現場からの流入が続いていました。建物が古く外周にも侵入口がありましたが、場所が狭く外側から塞げません。この場合は店内から外部につながる開口をすべて閉じる形をとります。あわせて外部に毒餌を設置して頭数を調整します。
工事中は流入の圧力がかかり続けるため、外部の管理は初期に重点を置き、以降は状況を見て頻度を判断します。
閉塞だけでは止まらず、捕獲だけでも終わりません。 経路を断ちながら、中にいる個体を減らします。
終わりが読める
このケースの良いところは、いつ終わるか分かることです。
工事が終われば周辺に散った個体の供給は止まり、流入の圧力が下がります。慢性的な発生と違って「工事が終わるまで」という区切りがあるぶん、費用の見通しも立ちます。
逆に工期が読めないまま対策を続けると費用が膨らみます。近所の工事がいつまで続くのかは、可能であれば確認しておいてください。
相談のタイミング
- 近所に「建築計画のお知らせ」看板が出ている
- 隣や近所の店舗が退去した、または長期の改装に入った
- 工事が始まってから、それまで見なかった痕跡が出るようになった
現地調査とお見積りは無料です。外周を一周して、どこから入られる可能性があるかをお伝えします。工事の前なら、閉塞だけで済むことも多くあります。