コラム
深夜に天井裏をネズミが走る音がする。飲食店で音の出どころをたどる
音がする場所と時間を記録すると、侵入口はかなり絞れます。点検口がない店でどう調べるか、実際の3店舗で音が止まるまでにやったことを出します。
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結論:音は「どこから入ったか」を教えてくれる
天井裏の音は、ネズミが通り道として使っている証拠です。音がする位置と時間帯を記録すると、どのルートで出入りしているかが絞れます。
音だけを止めようとして天井裏に毒餌を入れるのは勧めません。中で死ぬと、腐敗臭とハエが別の問題になります。
まず記録してもらうこと
次の3つが分かると、調査の精度が上がります。
- 時間帯 — 閉店直後なのか、深夜なのか、明け方なのか
- 位置 — 客席の上か、厨房の上か、壁際か。おおよそで構いません
- 音の種類 — 走る音か、かじる音か、ものが落ちる音か
スマホで録音しておくと、こちらで判断できます。
実際にあった3店舗
外壁の配管貫通部から(杉並区・バー)
「深夜に天井裏を走る音がする」というご相談でした。点検口から確認すると、二重天井の梁の上にラットサインが続いており、たどった先の外壁の配管貫通部が入口でした。
貫通部を金網等で閉塞し、天井裏に毒餌とトラップを設置。8匹の捕獲後、6週間で走行音は止まりました。
点検口がない店(大田区・居酒屋)
天井に点検口がなく、天井裏を直接見られない現場でした。照明の開口から天井裏の侵入路を確認しています。
入口はエアコンの冷媒管が壁を抜ける箇所でした。そこを閉塞し、天井内は捕獲で対応。施工から2ヶ月で音の報告はなくなりました。
隣の区画とつながっていた(港区・バー)
店内の侵入口はすぐ見つかって閉塞しましたが、天井裏をたどると隣区画との間仕切り上部に配線用の開口が並んでいました。
共用部の工事になるため、調査写真を添えて管理会社に閉塞の承諾を取り、了承いただいた範囲で開口4箇所をふさいでいます。店内側は残った個体の捕獲だけで収まりました。
点検口がなくても調べられます
天井点検口がない店舗は珍しくありません。照明の開口、エアコンの点検スペース、配管まわりから確認できることが多いです。
それでも届かない範囲が残るときは、点検口の新設をご提案することがあります。天井裏に巣がある場合、見ないまま進めても再発します。新設する場合は、工事の範囲と費用をお見積りの段階でお伝えします。
音が止まるまでの目安
侵入口をふさいだあとも、店内に残った個体がしばらく動きます。上の3店舗では3週間〜2ヶ月でした。ふさいだ直後に音が消えないのは、失敗ではありません。
逆に、何週間たっても同じ場所で同じ音が続くなら、ふさぎ切れていない経路が残っています。
調査で見るところ
- 天井点検口、照明・換気扇の開口、エアコンの点検スペース
- 外壁の配管貫通部(給排水・ガス・冷媒管・電線の引き込み)
- 隣区画との間仕切り上部、配線用の開口
- 二重天井の梁の上(ラットサインが帯状に残ります)
- 厨房の天井と壁の取り合い
現地調査とお見積りは無料です。音の記録があれば、その情報も含めて侵入経路を探します。
保証はネズミの年間契約で12ヶ月。封鎖した侵入経路からの再侵入は、回数制限なく無償で再点検・再施工します。