コラム
冷蔵庫・製氷機の裏にゴキブリがいる。機械の裏が巣になる条件
モーターの熱とドレンの水が揃うと、チャバネゴキブリはそこで世代を重ねます。機械部に殺虫剤を直接かけられない場所で、実際にどう施工したか。
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結論:熱・水・隙間が揃っているから、そこで増える
冷蔵庫や製氷機の裏は、チャバネゴキブリにとって条件が揃っています。
- 熱 — コンプレッサーとモーターがいつも温かい
- 水 — ドレンパンの水、結露、給排水まわりの漏れ
- 隙間 — 機器の脚まわり、断熱材の継ぎ目、配管の貫通部
- 餌 — 床に落ちた粉類、こぼれた液体、背面の油汚れ
床を見て1匹もいなくても、裏に卵鞘と幼虫がいることがあります。成虫が昼間に見えるようになったら、裏ではかなり増えています。
機械の裏に殺虫剤を直接かけてはいけない
「裏が巣なら裏にスプレー」ではありません。
- 製氷機は氷に薬剤が混入する危険があります。氷は食品です
- 電装部にかかれば故障・漏電の原因になります
- そもそも散布では卵鞘に効きません。数週間後に孵化して戻ります
熱湯や引火性ガスも同じ理由で使えません。
実際にあった事例(製氷機の裏)
製氷機の裏の給排水まわりに糞が集中していました。
機械部には薬剤を直接散布していません。 通り道になっている壁際に残留処理、機器の隙間にはベイトを点状に施用しました。あわせて排水ホースの貫通部を閉塞し、以降の目撃はありません。
やっているのは3つです。
- 機器そのものではなく、機器に至る通り道に薬剤を残す
- 隙間には点でベイトを置く(面で撒かない)
- 配管の貫通部を塞ぐ(隣の区画や床下とつながっている場合がある)
排水から来ているのか、裏で増えているのか
この2つは対策が違います。
- 裏で増えている — 熱と水の条件を断ち、ベイトで世代を切る
- 排水を通ってきている — 貫通部とフタの隙間を塞ぐ
製氷機まわりは両方が重なりやすい場所です。排水側の切り分けはグリストラップ・排水まわりからゴキブリが出るとき、発生源はどこかに書きました。
店側でやってもらうこと
機器を動かせるときに、背面と下のホコリ・油汚れを落としてください。ここが落ちているかどうかで、施工後の戻り方が変わります。
ドレンパンに水が溜まりっぱなしなら、排水経路を点検してください。水が切れない限り、条件は残ります。
当社は清掃をお願いしたい箇所を1枚にまとめてお渡しします。毎日やる箇所、週1回の箇所、業者清掃で対応する箇所を分けます。
調査で見るところ
- 冷蔵庫・製氷機・コールドテーブルの背面と脚まわり
- ドレンパン・ドレンホース・結露の跡
- 給排水の貫通部
- 断熱材の継ぎ目、機器の内部パネルの隙間
- 糞・卵鞘・脱皮殻の位置(どこで世代を重ねているかが分かります)
現地調査とお見積りは無料です。裏で増えているのか通っているだけなのかを分けたうえで、施工の範囲をご説明します。
保証はチャバネゴキブリの年間契約で12ヶ月。期間中に生体を目撃されたご連絡から5営業日以内に無償で追加施工します(回数制限なし)。