コラム
シャッター下・勝手口の隙間からネズミが入る。飲食店で実際に塞いだ場所
防火シャッターには手を加えられません。ゴムやスポンジは齧られます。開閉を妨げずに塞げる場所はどこか、実際の3店舗の施工を出します。
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結論:塞ぐのはシャッターそのものではなく、床との取り合い
シャッターや勝手口の戸そのものを加工できる現場はほとんどありません。賃貸なら建物側の設備ですし、防火シャッターは消防設備なので手を加えられません。
実際に塞げるのは、戸袋まわり・枠まわり・床との取り合いです。ここを金物で処理すれば、開閉を妨げずに侵入口は消えます。
実際にあった3店舗
防火シャッターの巻き取り部(渋谷区・居酒屋)
閉店後に侵入があり、痕跡をたどると防火シャッターの巻き取り部と床の隙間が主侵入口でした。
防火設備には手を加えられません。 建物側の可動部を避けて、店内側の枠まわりと床の取り合いを金物で閉塞しました。あわせて配管まわり8箇所が厨房内の隠れ家になっていたため閉塞し、施工後5週間で新しい痕跡は出ていません。
入口シャッターの下端(新宿区・ラーメン店)
夜間だけ糞が増えるお店でした。入口シャッターの下端と地面の間に、指が入るほどの隙間があります。
シャッターの開閉を妨げない形で、両端の戸袋まわりと床の取り合いに防鼠金物を取り付けました。店内の粘着トラップで残った個体を捕獲し、3週間で目撃はなくなっています。
勝手口の戸と枠の隙間(豊島区・海鮮系居酒屋)
搬入用の勝手口の戸と枠の間に隙間があり、夜間の侵入口になっていました。
戸は交換していません。 隙間に合わせた防鼠ブラシと金物で閉塞しています。裏の共用廊下側には殺鼠剤と粘着トラップを置き、店内は3週間ほどで収束、店外は1ヶ月半ほどで個体の減少を確認しました。
ゴム・スポンジでは止まりません
ホームセンターのすきまテープやスポンジは齧られます。素材として齧られない前提のもの(金物・防鼠ブラシ)でないと、数週間で元に戻ります。
発泡ウレタンや柔らかいパテも同じです。充填材だけで塞いだ箇所は、裏側から齧り抜かれます。
開閉を妨げないこと
シャッターや勝手口は毎日使います。塞いだせいで閉まらない、開けづらいとなれば、現場で外されて終わりです。
- シャッターは下端に直接付けず、戸袋と床の取り合いで処理する
- 勝手口は戸ではなく枠側で寸法を合わせる
- 防火シャッターは可動部・感知器・降下範囲に一切かからないこと
共用部にあたるとき
シャッターの外側、建物の躯体、共用廊下に面した部分は、店子の判断では触れません。
当社は調査写真を添えて管理会社へ閉塞の承諾を取るところまでやります。承諾が下りた範囲だけを施工し、下りなかった箇所は点検とモニタリングで補います。詳しくは隣のテナントからネズミが来る。自分の店だけでできることに書きました。
調査で見るところ
- シャッターの戸袋・巻き取り部・両端と床の取り合い
- 勝手口の戸と枠、下端、ドアクローザーまわり
- 搬入口の段差・水切り
- シャッター脇の配管・配線の貫通部
- 外側のゴミ置き場・排水まわり(誘引源)
現地調査とお見積りは無料です。どこが主侵入口で、どこまでが店子側で塞げるのかを、写真でご説明します。
保証はネズミの年間契約で12ヶ月。封鎖した侵入経路からの再侵入は、回数制限なく無償で再点検・再施工します。